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【作品名】【RTA風】逆シャア解説PV【ゆっくりクェス】で流れている「本編映像」 【ジャンル】いつもどおりなサンライズ的公式MAD動画 【作品について】 本作品は『PFEVER機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』販売を記念して公開された動画。 「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の登場キャラクターであるクェス・パラヤとナナイ・ミゲルが 「本編映像」を視聴しながら漫談形式で解説を行うといった内容である。 参戦するのはこの時流されている「本編映像」からで、 クェスから主人公と言及されているシャア・アズナブルにとって敵対関係にある者が参戦基準を満たす。 なお参戦作品としては【RTA風】逆シャア解説PV【ゆっくりクェス】における作中作扱いになる。 【名前】アムロ・レイ 【属性】元祖ニュータイプな強めの天然パーマの男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】運動神経がよさそうな成人男性並み シャア(大佐と呼ばれるやや大柄な34歳男性、軍人並みか)と殴り合いが可能 【防御力】運動神経がよさそうな成人男性並み 【素早さ】運動神経がよさそうな成人男性並み ジープの助手席を蹴って近くにいた馬に乗るシャアに飛び掛かり体当たりして落馬させる 【特殊能力】ニュータイプという存在らしいが作中では詳細がまったく分からないので考慮外 【長所】アムロ自身が敵になる展開事態珍しい 【短所】「本編映像」だとνガンダムに搭乗していると分かるシーンが存在していない 初代ガンダムは出ているんだが上手く編集されてて乗ってるという明確なシーンが… 【備考】ナナイによると「恋しさあまって、憎さ百倍」と言われているので敵対意思は互いにあるだろう 【参考】実際の映像はyoutube等に公式動画として上がっている https //youtu.be/eQc4vFt2mNw ←これとか old 【名前】アムロ・レイ 【属性】元祖ニュータイプな強めの天然パーマの男性 【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】運動神経がよさそうな成人男性並み 【特殊能力】ニュータイプという存在らしいが作中では詳細がまったく分からないので考慮外 【長所】アムロ自身が敵になる展開事態珍しい 【短所】「本編映像」だとνガンダムに搭乗していると分かるシーンが存在していない 【備考】ナナイによると「恋しさあまって、憎さ百倍」と言われているので敵対意思は互いにあるだろう 【参考】実際の映像はyoutube等に公式動画として上がっている 参戦:vol.103 285 修正:同 296 vol.103 286格無しさん2019/09/04(水) 22 29 05.31ID 1kYbyEnk 294 手段を問わずアムロを敵役として出すだけなら スパロボとかガンダム無双とか色々ありそう まあそれはおいといてルールを見た感じだと 「逆シャアの関連PV」で「主人公と敵が判明している」ので問題なく出せると思う 288格無しさん2019/09/04(水) 23 45 36.92ID y1DhPLBW 285 作中作ルール的に大丈夫かなこれ キャラクターが作中作を実況解説し続けてるって状態は「本編が作中作のキャラを追ったストーリー」なのだろうか 「逆シャア解説pv」上で視聴者から作中作がずーっと見えてるからセーフか? 294格無しさん2019/09/07(土) 21 20 58.83ID UwoormKZ 286 既に参戦してるガンダムキラーは洗脳されたアムロが操縦してるよ なぜかシャア(漫画版)と同率になってるけどな 299 名前:元ネタ風に考察してみた結果[sage] 投稿日:2019/09/10(火) 19 56 46.71 ID wcYpxKCz [2/6] アムロ・レイ(解説PV)の考察、はーじまーるよー 早速簡易です 【簡易】軍人と殴りあい出来る運動神経のよさそうな成人男性 武器無し軍人キャラはバリグザー、ブラパンティー大佐が該当しますが 大佐はガタイの差からやや不利、バリグザーはアムロとほとんど変わりません またバリグザーとほとんど変わらないということはバリグザーの考察内容を流用して その下のキャラに対しても似たような内容になるでしょう さて、考察した結果ですが ブラパンティー大佐>バリグザー=アムロ・レイ(解説PV)>エアーマン となるのではないでしょうか それでは短時間のお付き合い、ありがとうございました
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【作品名】ひだまりスケッチ 【ジャンル】漫画 【先鋒】吉野屋先生 【次鋒】宮子with自転車 【中堅】ワンボックスカーin吉野屋弟 【副将】引越しトラックin運転士・ゆの 【大将】高速バス 【名前】吉野屋先生 【属性】コスプレイヤー変態美術教師 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】成人女性並み、除雪シャベル所持 【防御力】成人女性並み、除雪シャベル所持 【素早さ】成人女性並み 【長所・短所】すぐ脱ぐ、逆セクハラ発言を連発、乳タッチさせようとする、授業をさぼる 【名前】宮子with自転車 【属性】高校二年生 【大きさ】自転車乗った女子高生並み 【攻撃力】自転車乗った運動神経の良い女子高生並み 素の力は小柄な女子高生を平気で二階の部屋まで運べる、運動神経は並外れて良い 【防御力】自転車乗った運動神経の良い女子高生並み、二階から飛び降りても無傷 自転車で土手で横向きに滑り転んで平気 【素早さ】自転車乗りの運動神経の良い女子高生並み、ゆのを圧倒 自転車で土手を横向きに滑り落ちても綺麗に着地 【特殊能力】人の体重を正確に測れる 【長所】おっぱい、明るい性格 【短所】店のものを勝手に弄るなと小一時間(ry 【名前】ワンボックスカーin吉野屋弟 【属性】ショタ付きの乗用車 【大きさ】7人(原作で乗った数)以上乗車可能な大柄な乗用車 【攻撃力】大きさ相応の乗用車並み 【防御力】大きさ相応の乗用車並み 【素早さ】大きさ相応の乗用車並み 【名前】引越しトラックin運転士・ゆの 【属性】引越しトラックと当漫画の主人公 【大きさ】引越しトラック並み(大型車) 【攻撃力】引越しトラック並み 【防御力】引越しトラック並み 【素早さ】引越しトラック並み、反応速度は運転士(成人男性)準拠 【長所】ゆのっちかわいいよゆのっち 【短所】凄まじい勢いで目立たなくなってしまったゆのっち 【大将】高速バス 【属性】遠足用の高速バス 【大きさ】高速バス並み(大型車) 【攻撃力】高速バス並み 【防御力】高速バス並み 【素早さ】高速バス並み 【長所】吉野屋先生が全力でガイドしていたり 【短所】↑酔って離脱 参戦 vol.63 19,22 修正 vol.63 613-615,620 vol.97 208 old 【名前】ヒロwith自転車 【属性】自転車に乗った女子高生 【大きさ】自転車に乗った女子高生並み 【攻撃力】自転車に乗った女子高生並み 【防御力】自転車に乗った女子高生並み 【素早さ】自転車に乗った女子高生並み 【長所】優しい 【短所】ダイエッ(ry 【備考】包丁所持Verよりこちらのが強いと思われる。 【名前】沙英 【属性】高校三年生 【大きさ】女子高生並み 【攻撃力】運動神経の良い女子高生並み、テニスラケット所持 フルスイングでテニスコートの遥か向こうの竹やぶまでボールをぶっ飛ばした 【防御力】運動神経の良い女子高生並み、テニスラケット所持 【素早さ】運動神経の良い女子高生並み 【長所】スレンダー 【短所】もはや男子と言っても過言では(ry 【名前】ゆのwith自転車 【属性】高校生 【大きさ】ゆのは144cmくらい、自転車は自転車並み 【攻撃力】【防御力】【素早さ】自転車に乗った女子高生並 【長所】ひだまり荘 【短所】天然っぽい 【名前】宮子 【属性】【大きさ】女子高生 【攻撃力】ゴミ詰まった2mの袋を軽々持つ この袋持った状態で参戦 【防御力】自転車で土手を横に滑り落ちてもOK 【素早さ】防御力欄の状態から着地可能 ゆのを圧倒的に上回る 【長所】金髪 【短所】食い過ぎ 【名前】大家さん 【属性】【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】自転車乗った成人女性並 【名前】校長 【属性】校長 【大きさ】【攻撃力】老人並だが吉野屋先生を引きづれる 【防御力】老人並 【素早さ】老人並の筈が騎馬戦で吉野屋先生以上の反応を見せた vol.63 237 ◆0x7hlHMgOE sage 2008/08/30(土) 17 53 20 ひだまりスケッチ考察 成人男性から下がっていく △サマーデイズ 【先鋒】身体能力的に自転車はたいしたアドバンテージにならない 引きづり下ろされ負け 【次鋒】身体能力勝ち 【中堅】突撃勝ち 【副将】わけ 【大将】斬殺負け 2勝2敗1分 ×ネクストレベル 【先鋒】引きづり下ろされ負け 【次鋒】わけ 【中堅】浮遊してるから当てれない 攻撃負け 【副将】普通に負け 【大将】願われて負け 4敗1分 ×空 【先鋒】突撃勝ち 【次鋒】身体能力負け 【中堅】引きづり下ろされ負け 【副将】【大将】身体能力負け 1勝4敗 ×ぼくらのパパは空手の先生 【先鋒】不明瞭、男なら負け、女なら勝ち 【次鋒】身体能力勝ち 【中堅】引きづり下ろされ負け 【副将】【大将】身体能力負け 2勝3敗or1勝4敗 ×俺は絶対プレスリー 【先鋒】わけ 【次鋒】身体能力勝ち 【中堅】引きづり下ろされ負け 【副将】石負け 【大将】鍬負け 1勝3敗1分 ○女子大生家庭教師濱中アイ 【先鋒】突撃勝ち 【次鋒】身体能力勝ち 【中堅】突撃勝ち 【副将】身体能力勝ち 【大将】身体能力負け 4勝1敗 238 ◆0x7hlHMgOE sage 2008/08/30(土) 17 55 31 ○となりの801ちゃん 【先鋒】突撃勝ち 【次鋒】身体能力勝ち 【中堅】突撃勝ち 【副将】身体能力負け 【大将】無理 3勝2敗 △変身 【先鋒】突撃勝ち 【次鋒】身体能力勝ち 【中堅】引きづり下ろされ負け 【副将】身体能力負け 【大将】でかくても虫なので逃げ切れるだろう 2勝2敗1分 俺はぜったいプレスリー>ひだまりスケッチ>女子大生家庭教師濱中アイ また考察待ち増えてきてるし考察しようぜ vol.82 841 格無しさん sage 2009/02/25(水) 18 32 57 ひだまりスケッチ再考。大将のトラックは勝つ場合省略。 ○カタマリティー 【先鋒】引きずり降ろされて負け 【次鋒】男子並に運動神経あるならラケット勝ちできるか 【中堅】シャベル勝ち 【副将】キリンは無理。負け ○スケッチブック 【先鋒】自転車勝ち 【次鋒】飛び蹴り負け 【中堅】シャベル勝ち 【副将】相手体格良いし、引きずり降ろされて負け ○ゆけ!ゆけ! 川口浩!! 【先鋒】引きずり降ろされて負け 【次鋒】ラケット勝ち 【中堅】シャベルの方が長い。勝ち 【副将】引きずり降ろされてカメラ負け ○恋空(実写映画) 【先鋒】引きずり降ろされて負け 【次鋒】男子並に運動神経あるならラケット勝ちできるか 【中堅】シャベル勝ち 【副将】殴られて負け ×西城秀樹のおかげです 【先鋒】自転車勝ち 【次鋒】【中堅】【副将】ガタイ良いので、殴られて負け ×でたらめ町の怪現象 【先鋒】引きずり降ろされて負け 【次鋒】ラケット勝ち 【中堅】シャベル勝ち 【副将】【大将】でか過ぎ無理。負け △リップルアイランド 【先鋒】速いので倒せない。分け 【次鋒】ワニは無理。負け 【中堅】体当たり負け。 【副将】轢いて勝ち ×炎のランニングバック 【先鋒】引きずり降ろされて負け 【次鋒】ラケット勝ち 【中堅】【副将】アメフト選手はきつい。負け 西城秀樹のおかげです>ひだまりスケッチ>恋空(実写映画) ---- あれ?生徒会役員共の代理投下まだしてもらえてないぞ? こんにちは、いつものおバカタイトル考察人です。今回も張り切って行きましょう。 ひだまりスケッチ再々考察 先鋒次鋒が弱いがまあひめくらす周辺だろう ○ひめくらす 【先鋒】撲殺勝ち 【次鋒】自転車突撃後殴りあって勝てる 【中堅】バスに負け 【副将・大将】分けだろう ○火事の日は岩男 【先鋒】撲殺負け 【次鋒】相手が自滅してくれる 【中堅】大型自動車勝ち 【副将・大将】分け ×私の頭の中の消しゴム 【先鋒・次鋒】轢殺負け 【中堅】大型車勝ち 【副将・大将】作業用自動車は無理 ×こもりロボットロビイ 【先鋒】相手が自滅して勝ち 【次鋒】自転車突撃後殴りあって勝ち 【中堅以降】無理言うな ×0からはじめましょう 【先鋒】灰皿負け 【次鋒】車負け 【中堅】分け 【副将】金縛り負け 【大将】大きさ勝ち ×八雲立つ 【先鋒】撲殺負け 【次鋒】車に負け 【中堅】互角 【副将】轢殺勝ち 【大将】確実に負け △ぼくらの (OP映像) 【先鋒】撲殺勝ち 【次鋒】自転車突撃後殴りあって勝ち 【中堅】互角 【副将・大将】無理だってば 下も見る ○ぞんびnaランデ☆ヴー 【先鋒】力負け 【次鋒】射殺負け 【中堅】大型車勝ち 【副将】トラック勝ち 【大将】轢き続けて勝ち ○パズラー 【先鋒・次鋒】車に負け 【中堅~大将】でかさで勝てる ○終末のフール 【先鋒・次鋒】車に負け 【中堅~大将】大きさ勝ち >私の頭の中の消しゴム>ひだまりスケッチ>火事の日は岩男 代理投下、どうぞよろしくお願いいたします。 2010年11月20日 アクセス規制とかざけんじゃねーと一人ふてくされつつ 自宅にて
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第364話:真実と事実 作:◆1UKGMaw/Nc 目を覚ますと、木製の天井が映った。 (ああ……戻ってきたのだったわね) 朦朧とする意識を引きずって、クリーオウと空目の待つ保健室へ辿り着いたところまでは覚えている。 道中、他の参加者に出会わないかどうか気が気ではなかったが。 毛布を被せて貰い、一言二言話をして……そこで安堵してしまったのか、どうやら私は気を失ったらしい。 床に倒れていたはずだが、いつの間にかベッドに寝かされていた。 身体の横に重みを感じる。涙でぐしゃぐしゃになった顔のクリーオウがしがみついていた。 他に、サラとピロテースの姿が見える。彼女達も無事戻ってきたようだ。空目とせつらはどうしたのだろう。 「クリーオウ……」 手を伸ばして頭を撫でてやる。 「クエロ! よかったぁ……気がついた……」 泣き笑いの顔で安堵の声を漏らすクリーオウに、こちらも弱弱しく笑いかける。 図らずも少し睡眠をとったというのに、身体の疲労は取れていなかった。 ゼルガディスの出したあの青白い炎に触れてからだ。いまいましい。 ……そう、彼――ゼルガディスのことをごまかさなくては。 「だから言ったろう。気を失っているだけだと」 「だ、だって……!」 枕元にやってきたサラとクリーオウの会話。 この調子では、私が気を失ったことでこの子は大騒ぎしていたに違いない。 「サラ、今の時刻は……?」 「12 10。今さっき、放送でゼルガディスの名が呼ばれた。……何があった?」 ゼルガディスの名が出た瞬間に、服の裾を掴むクリーオウの手がびくっと震えた。 ごめんねクリーオウ、恨むなら彼の用心深さと運の悪さを恨んでね。 「……ええ、話すわ」 精一杯沈痛な表情を浮かべ、私は皆に『事の顛末』を語りだした。 ――周辺エリアで、二人の参加者の死体を見つけたこと。 その参加者の支給武器と思われる、"魔杖剣・贖罪者マグナス"を発見したこと。 魔杖剣についてはマニュアルがあったことにした。今後、彼女達の前でこれを使う場面はきっとある。 そして、元いた世界での敵――ガユスとの遭遇―― 「なるほど、相手を騙し油断させて寝首を掻くのがその男のスタイルか」 「ええ、でもそれを知っている私がいたから……」 ――友好的態度で接してきたガユスと連れの男――彼は緋崎と呼んでいた――は態度を豹変。 私は緋崎の魔術を不意打ちで食らってしまい、今のこんな状態に―― 「体内の精霊力に乱れがある……というより、酷く弱っているな。私も精神を磨耗させる精霊を呼べるが、それのさらに強力なものを受けたのだろう」 「そんな……それ、大丈夫なの?」 「しっかりと、まとまった時間の睡眠をとれば問題ないはずだ」 ――戦闘が始まった。 だが、私はほとんど前後不覚の状態で、実質二対一。 ゼルガディスは私を足手まといと断じて逃げろと命じ、自身は私が逃げる時間を稼ぐためにそこに残った。 そして、微かに聞こえた、彼の断末魔の声―― 「ごめんなさい……私が、もっと注意を払っていれば……こんなことにはならなかったのに……!」 「クエロ……」 嗚咽し、取り乱す私をクリーオウが抱きしめてくれる。 声を出すと自分も泣き崩れそうなのだろう。身体を小刻みに震わせ、必死に声を殺しているのが分かった。 「――それは彼が自分で判断して取った行動の結果だ。あまり気に病まないことだね」 扉を開けてせつらと空目が入ってきた。 せつらはバケツを、空目はポットとトレイを携えている。載ってるのは……インスタントコーヒーの瓶? 「二人ともごくろう。……自分で探せと言っておいて言うのもなんだが、よく見つけたな。空目」 「職員用の給湯室で見つけた。ガス――火種も生きていた」 サラが指示を出して持ってこさせたらしい。 何に使うのかと思ったが、バケツになみなみと入ったお湯を見て、私の汚れを落とすためだと気づいた。 転がって服の炎を消したり、ここへの道中幾度か転倒していたことで、かなり薄汚れてしまっているはず。 ……というか、今気づいたけど下着姿じゃない。毛布で見えないけど。 「僥倖だな。さあ、男性陣は向こうを向いているのだ。こちらを向いたら同盟破棄とみなすのでそのつもりで」 「それは大変だ。お湯は水道水を暖めたものだが、よろしいんですね?」 「一応私が浄化する。そこに置け」 ピロテースがなにやらよく分からない言葉を紡ぎながら湯に触れる。 一瞬それを興味深そうに眺めて、せつらはおとなしく窓の外に視線を移した。 「――ギギナ? それも危険人物か」 「ええ。ガユスの仲間で、こっちは戦闘狂よ。……そういえば放送では?」 「呼ばれていない。容姿を詳しく教えてほしい」 保健室に常備されていたタオルで身体を拭きつつ、私はサラの疑問に答える。 汗と土で汚れた身体が綺麗になっていくのはやはり心地よい。 擦り傷や軽い火傷もあったと思うが、それらはピロテースが治したらしい。 もっとも、「精霊を呼ぶ際の消耗が普段より大きいので多用はできない」そうだが。 「はじめに危険人物のリストも作っておくべきだったか」 ギギナの特徴をメモしたサラがそう漏らした。 今回のはリストがあっても避けられなかったと思うけど、それには賛成。 それに、魔杖剣は手に入ったし、邪魔な男も始末できた。 結果オーライとはいえ、悪い展開ではなかったわ。私にとってはね。 「誰か他に危険人物に心当たりのある者はいないか?」 「……特定の個人としてではないが」 サラの言葉に、そう前置きしてピロテースが口を開いた。 「実は、森でゼルガディスの探し人らしき人物を見つけた。死体だったが」 「というと……つまり、アメリア・ウィル・テスラ・セイルーンか」 サラが呟いた。ということは、そのアメリアも放送で呼ばれたのか。 そうなると、残る彼の知り合いはリナとかいう女性一人。 精神的に強いかどうか分からないけど、下手をすると自棄になってゲームに乗りかねないわね。 ピロテースがデイバッグから何かを取り出した。 腕輪とアクセサリー。つまりは、彼女の遺品だろう。 「今となっては当人と断定はできないがな。彼女の死因を探ってみたのだが、どうやら参加者の中にヴァンパイアがいるらしい」 窓際で空目と缶詰談義をしていたせつらが反応した。 「詳しくはな……」 「同盟破棄」 「……振り向いてませんよ。詳しく話してくれませんか」 せつらとピロテースの話を要約すると、こうだ。 曰く、美姫という参加者がヴァンパイア――吸血鬼である。 曰く、咬まれた対象はその眷属となり、血を求める危険な存在となる。 曰く、アメリアには咬み跡があったにもかかわらず、眷属となってはいなかった。 少ない情報だが、ここから導き出される結論は。 「ピロテースが見つけた女性を殺害したのは美姫ではない。他の吸血鬼か似たような存在が殺害した、ということか」 美姫とその何者か。警戒すべき吸血鬼、もしくはそれに酷似したものが、最低でも二人以上いるということ。 魔法、精霊、それに吸血鬼。本当に何でもありね、この世界は。 「ガユス、緋崎正介、ギギナ、美姫、謎の吸血鬼……最後のは容姿が分からないが、判明している危険人物はこんなところか」 サラがまとめつつコーヒーを差し出してくれた。 礼を言って受け取り、一口飲む。……甘い。 クリーオウはこれくらいが丁度いいのか、美味しそうに飲んでいる。 どうやら少しは落ち着いたようだ。 「糖分を摂取して眠るといい。起きたらまた行動開始だ」 「え、私は起きてるよ。皆が寝てる間、見張りを……」 「いいから寝るのだ。今のあなたに必要なのは休息だぞ、クリーオウ」 「それは皆のほう!」 二人が口論しているうちに一気に飲み干し、ベッドに横たわる。 疲れた身体と精神に暖かい飲み物とくれば、次に来るのは眠気だ。 案の定、急激に眠くなってくる。 (悪いわね、ベッド一つ占領させてもらうわよ) 言葉にするつもりだったが、それすらも億劫だ。 心の中でだけそう言って、二人の声をBGMに私は意識を手放した。 【D-2/学校1階・保健室/1日目・12 25】 【魔界楽園のはぐれ罪人はMissing戦記】 共通行動:学校を放棄する時はチョークで外壁に印をつけて神社へ 【クリーオウ・エバーラスティン】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:支給品一式(ペットボトル残り1と1/3。パンが少し減っている)。缶詰の食料(IAI製8個・中身不明) [思考]:みんなと協力して脱出する。オーフェンに会いたい 【空目恭一】 [状態]:健康。感染 [装備]:なし [道具]:支給品一式。《地獄天使(ヘルズエンジェル)号》の入ったデイバッグ(出た途端に大暴れ) [思考]:刻印の解除。生存し、脱出する。詠子と物語のことを皆に話す [備考]:刻印の盗聴その他の機能に気づいている 【クエロ・ラディーン】 [状態]:疲労により睡眠中 [装備]:毛布。魔杖剣 贖罪者マグナス [道具]:支給品一式、高位咒式弾(残り4発) [思考]:ゼルガディスを殺したことを隠し、ガユスに疑いを向ける。 集団を形成して、出来るだけ信頼を得る。 魔杖剣 内なるナリシア を探す→後で裏切るかどうか決める(邪魔な人間は殺す) [備考]:高位咒式弾の事を隠している 【サラ・バーリン】 [状態]:健康 [装備]:理科室製の爆弾と煙幕、メス、鉗子、断罪者ヨルガ(柄のみ) [道具]:支給品二式、断罪者ヨルガの砕けた刀身、『AM3 00にG-8』と書かれた紙と鍵 [思考]:刻印の解除方法を捜す/まとまった勢力をつくり、ダナティアと合流したい [備考]:刻印の盗聴その他の機能に気づいている。刻印はサラ一人では解除不能。 刻印が発動する瞬間とその結果を観測し、データに纏めた。 【秋せつら】 [状態]:健康 [装備]:強臓式拳銃“魔弾の射手”(フライシュッツェ)/鋼線(20メートル) [道具]:支給品一式 [思考]:ピロテースをアシュラムに会わせる/刻印解除に関係する人物をサラに会わせる 依頼達成後は脱出方法を探す [備考]:せんべい詰め合わせは皆のお腹の中に消えました。刻印の機能を知りました。 【ピロテース】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:デイバッグ(支給品一式)/アメリアの腕輪とアクセサリー [思考]:アシュラムに会う/邪魔する者は殺す/再会後の行動はアシュラムに依存 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第363話 第364話 第365話 第345話 時系列順 第407話 第362話 空目恭一 第387話 第362話 クエロ 第387話 第322話 ピロテース 第387話 第368話 秋せつら 第387話 第362話 クリーオウ 第387話 第368話 サラ 第387話 第362話 地獄天使号 第387話
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邪神聖杯黙示録~Call of Fate~ 汝、混沌の媒介を記す断章。窮極の門より来たれ、銀鍵の守り手よ――――! 俺ロワトキワ荘にて進行中の亜種聖杯戦争企画。 企画者は◆q4eJ67HsvU氏。 2015/03/17~05/07を登場話SSの募集期間とし、2015/05/17より企画開始となっている。 H・P・ラブクラフトの創作神話体系「クトゥルフ神話」を世界観と設定の根幹に取り入れている。 神秘の遺物「銀の鍵」によって架空都市アーカムへと誘われたマスターとそのサーヴァントが、総勢21組42名による聖杯戦争を行う。 クトゥルフ神話TRPGでは御馴染みの「正気度喪失」ルールが導入されているのが最大の特徴。 戦いが進む毎にマスター達の精神は摩耗していき、重症になると狂人と化し物語から脱落するという一際厳しい設定。 更にこの企画における英霊達は、本来の聖杯戦争のように「英霊の座」からではなく、クトゥルフ神話に登場する「門にして鍵」、あらゆる時間、場所に隣接した邪神「ヨグ=ソトース」が観測する無限の知識から呼び出された存在なのである。 邪神の影響を受けた英霊は人を畏れさせる性質を持っており、常人(マスター、住人問わず)が英霊の発揮する神秘(その姿や能力、特に宝具)を目の当たりにすれば、重篤な精神ダメージを受けてしまう。 英霊の神秘に対して耐性を持つのはその英霊のマスターのみであり、狂気とは程遠い華やかな英霊の宝具であろうと相手マスターには発狂の危険がある、というギャグのように思えるがまったく笑えない展開が待っている。 どうあがいても絶望しか見えない設定から、同時期に立った二つの聖杯スレと並び、暗黒三聖杯の一角と称される。 こうした傾向から参戦者はホラーテイストのある作品が入り乱れ、また正規の英霊でも邪神の影響を受けることから、王道な面子も揃っている。 マスターには魔術やそれに類した能力に長じている者が半数を超えており、全体的に質が高いことも特徴的。 Troupe members No. マスター サーヴァント 名前 出展作 クラス 真名 出展作 No.01 ローズマリー・アップルフィールド 明日のナージャ セイバー グリフィス ベルセルク No.02 芳乃さくら D.C.II ―ダ・カーポII― セイバー 徳川吉宗 暴れん坊将軍 No.03 パチュリー・ノーレッジ 東方Project セイバー 同田貫正国 刀剣乱舞 No.04 鷺沢文香 アイドルマスターシンデレラガールズ アーチャー ジョン・プレストン リベリオン No.05 真壁一騎 蒼穹のファフナーEXODUS アーチャー ストレングス ブラック★ロックシューター No.06 クリム・ニック ガンダム Gのレコンギスタ ランサー リュドミラ=ルリエ 魔弾の王と戦姫 No.07 プレシア・テスタロッサ 魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 1ST ランサー セーラーサターン 美少女戦士セーラームーンS No.08 神崎蘭子 アイドルマスターシンデレラガールズ ランサー カルナ Fate/Apocrypha+Fate/EXTRA CCC No.09 亜門鋼太朗 東京喰種 ランサー リーズバイフェ・ストリンドヴァリ MELTY BLOOD Actress Again No.10 三好夏凜 結城友奈は勇者である ライダー 獅子王凱 勇者王ガオガイガー No.11 アイアンメイデン・ジャンヌ シャーマンキング ライダー エネル ONE PIECE No.12 シルバーカラス ニンジャスレイヤー キャスター 西行寺幽々子 東方Project No.13 アルフォンス・エルリック 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 キャスター リナ・インバース スレイヤーズ No.14 シュバルツ・バルト THEビッグオー キャスター ワラキアの夜 MeltyBlood No.15 白レン MELTY BLOOD Actress Again キャスター アルル・ナジャ(ドッペルゲンガーアルル) ぽけっとぷよぷよ~ん No.16 空目恭一 Missing アサシン 八雲紫 東方Project No.17 マスク ガンダム Gのレコンギスタ アサシン 傷の男(スカー) 鋼の錬金術師 No.18 竹内多聞 SIREN アサシン メンタリスト ニンジャスレイヤー No.19 Dr.ネクロ(デボネア・ヴァイオレット) KEYMAN -THE HAND OF JUDGMENT- バーサーカー 仮面ライダーシン 真・仮面ライダー序章 No.20 木戸野亜紀 Missing バーサーカー 広瀬雄一 アライブ-最終進化的少年- No.21 金木研 東京喰種 ウォッチャー バネ足ジョップリン がるぐる! No. 秘匿者および傍観者 クラス 真名 出展作 Other キーパー シオン・エルトナム・アトラシア? MELTY BLOOD Actress Again Other 監督役 ナイ神父 クトゥルフ神話 外部リンク 支援サイト 邪神聖杯黙示録~Call of Fate~@Wiki スレッド 邪神聖杯黙示録~Call of Fate~
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●主人公 名前 笹森 涼太 身長 170くらい 年齢 20くらい 一人称 俺 性格 クール 運動神経 人並み 口癖 暑い その他 冷房大好き、カキ氷を馬鹿にしている。 ●幼馴染(ヒロイン1) 名前 藤田 千夏 身長 160ちょっと 年齢 主人公と同い年 胸の大きさ あまり大きくない 一人称 私 性格 おっとり、優しい 運動神経 あまり運動は得意ではない その他 海の家を経営している両親を持つ。主人公とは幼馴染。カキ氷大好き。 外見:髪は比較的短め,オレンジ系統のイメージ,タレ目,髪型は画像参照 http //www.4gamer.net/games/122/G012228/20101013082/TN/007.jpg 衣装:http //dl6.getuploader.com/g/Vip_0723/9/osananajimi+deza.jpg ●賢者(ヒロイン2) 名前 ルア=ファウロラ 身長 幼馴染より少し大きい 年齢 不明 胸の大きさ 大きい 一人称 私 性格 ツンデレだが面倒見がいい 運動神経 抜群 その他 異世界の案内人。カキ氷大好き。 外見:髪は長め,水色か青系統のイメージ,つり目,ロングのストレート,エルフ耳,肌は普通の人より白い 衣装:http //dl8.getuploader.com/g/Vip_0723/12/kakigo-ri+kenja+deza.jpg http //dl8.getuploader.com/g/Vip_0723/13/kakigo-rikenja+boushi.jpg ●敵の親玉 名前 ヴォドモーデル 身長 150㎝ 年齢 不明 胸の大きさ 巨乳 一人称 妾(わらわ) 性格 ものすごく悪い その他 世界を暑くすることを企んでいる 性格:ものすごく悪い。 自分のことをわらわと呼ぶ。シャクネツ団の団長で、異世界の気温上昇を企む。 外見:褐色ロリ,サイドテール,髪は銀髪,目はつり目 衣装案:http //dl8.getuploader.com/g/Vip_0723/29/vol.jpg http //dl8.getuploader.com/g/Vip_0723/43/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%89%E7%AB%8B%E3%81%A1%E7%B5%B5%E6%A1%88%EF%BC%92.jpg ●その他 ●カキゴーリ村は肌が焼けてなくて白い ●シャクネツ団は結構肌焼けてる感じ
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【作品名】生徒会役員共 【ジャンル】下ネタ全開の良作深夜アニメ 【先鋒】横島ナルコ 【次鋒】津田タカトシ 【中堅】天草シノ 【副将】三葉ムツミ 【大将】黒のリムジン with 出島サヤカ+七条アリア 【名前】横島ナルコ 【属性】変態女教師 【大きさ】女性並み 【攻撃力】 男子高校生と3on3でバスケット勝負で戦い、一人で3人抜きをしてダンクシュートをかましているので 運動神経の良い女性並み。 バスケットボール所持 【防御力】 女性相応 【素早さ】 運動神経の良い女性並み。ダンクできるくらいジャンプできる。 【特殊能力】 蔑んだ目で見られると興奮する 【長所】運動神経が良い。 【短所】下ネタがひどい。たまに男子生徒をくってる様子。 【戦法】ボールぶつけて怯んだところを攻撃。 【名前】津田タカトシ 【属性】生徒会副会長 【大きさ】男子高校生並み 【攻撃力】 本人が言うには鍛えているらしく、腕を触ったシノに筋肉が硬いと感心されていた。 生徒会の活動では重いものを率先して持とうとしている。 文化祭準備で使用していた両刃の鋸を所持。 【防御力】 それなりに鍛えた男子高校生並み 【素早さ】 それなりに鍛えた男子高校生並み 【長所】突込みが冴え渡る真面目な主人公。 【短所】仕事より突っ込みのせいで過労がたまっている。M気質 【名前】天草シノ 【属性】完璧超人の下ネタ大好き生徒会長 【大きさ】女子高生並 【攻撃力】 運動神経抜群であり、急遽人数の足りなくなった女子柔道部の大将として他校との試合にゲスト参加し、 素人なのに押さえ込みにより勝利を得る。 (BL小説の押し倒しシーンを参考にしたらしい) 修学旅行時の右手に模造刀、左手に番傘を持った状態で参戦。 【防御力】 女子高生相応 【素早さ】 運動神経抜群の設定で他校の女子柔道部との試合にも勝っているので鍛えられた女子高生並で。 他の女子高生より足が速い。 【長所】運動神経抜群、料理もできて作法も完璧、中間テストは学年一位で面倒見が良く、生徒からの人望も厚い 【短所】会話がどうしても下ネタに走る。貧乳、高所恐怖症。 【戦法】模造刀で殴る。刺す。 【名前】三葉ムツミ 【属性】ピュア格闘娘 【大きさ】女子高生並 【攻撃力】 柔道部の主将、柔道二段。 他校との練習試合や文化祭での異種格闘戦において相手を圧倒する。 いつも他の部員よりも早く学校に来て朝練を行っている。 打撃系の格闘技も経験しているらしく、元々はムエタイ部を発足させたかったらしい。 練習にて瓦割(5枚ほど)を行っているシーンもある。 【防御力】 柔道二段の鍛えられた女子高生相応。 【素早さ】 柔道二段の鍛えられた女子高生相応。 【長所】下ネタ激しい中の一種の清涼剤。最近物騒だからといって男を送っていこうとするなど優しく強い 【短所】他の格闘技の詳細もあるとよかった。 【名前】黒のリムジン with 出島サヤカ+七条アリア 【属性】黒のリムジン with 運転手のメイドとお嬢様 【大きさ】9人乗りくらいの大きめのリムジン 【攻撃力】大きさ相応の車並み+中の二人は成人女性+女子高生並み 【防御力】大きさ相応の車並み+中の二人は成人女性+女子高生並み 【素早さ】大きさ相応の車並み+中の二人は成人女性+女子高生並み 【長所】大き目の車 【短所】中の二人の変態度の高さ 【戦法】轢き殺す。 参戦 vol.96 修正 vol.97 699 ---- 「またおめーか!」と思いの方もおられるかもしれません。いつものおバカタイトル考察人です。緑色さんにはいつも感謝しています。 生徒会役員共考察 鍛えた人ではあるのだがプロにはちょっと敵わないよね。大将の勝ちは省略。 模造刀は刃は潰してあるが重量が1kgもある鉄なので金属バット級の攻撃力はある。カサいらんだろ。 鍛えた高校生が多く登場して下ネタつながりでこの作品から ○やりすぎたイタズラ ぼくらのスゴイやつ 【先鋒】相手は男だが体力差でなんとかなるじゃろうて。勝ち 【次鋒】柔道技負け 【中堅】柔道技は見切れるか。鈍器で勝ち 【副将】この辺になると微妙だなぁ。作中描写分有利とする ○長門が作ったゲーム 【先鋒】余裕 【次鋒】頑丈だけど取り押さえられる分有利 【中堅】作中描写分不利 【副将】攻撃力が尋常じゃないが取り押さえられるか。まだ勝てる 【大将】大きさ勝ち ○サマーデイズ 【先鋒】やりすぎたイタズラ参照。勝ち 【次鋒】鍛えてもいないようなので蹴りに注意すりゃ勝てる 【中堅】鈍器勝ち 【副将】車負け ○○異星人の体内に、大変だ 【先鋒~中堅】圧勝 【副将以降】完敗 ○ギガプリン 【先鋒~中堅】ただの武器持ちよりはましだろう 【副将】無理無理 【大将】手が届かん。分け ×ソードマスターヤマト 【先鋒・次鋒】鍛えた成人男性に負け 【中堅】鈍器勝ち 【副将】勝てる大きさじゃない ×とある魔術の禁書目録(OP映像2「masterpiece」) 【先鋒・次鋒】鍛えた差で有利 【中堅】相手が素早いので上条パンチ食らいまくって負けそう 【副将】斬殺負け 【大将】岩の拳で殴られて負け ×THEサバゲー 【先鋒~中堅】エアガン不利 【副将】エアガンあっても勝てそう まあ予想どおりかな >ソードマスターヤマト>生徒会役員共>ギガプリン(PV) また規制に引っ掛かってしまいましてねぇ・・・。日頃の行いが悪いからでしょうか。 ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」のテンプレ投下してぇと神を呪いながら自宅にて 2010年11月19日
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【作品名】おねがいマイメロディシリーズ 【ジャンル】アニメ 【名前】マイメロディ 【属性】生きたぬいぐるみ 【大きさ】任意。最低でも太陽の2倍はある 【攻撃力】大きさ相応。格下でも惑星を壊して食べたりできた 【防御力】大きさ相応。40cm位の時も コンクリ破壊レベルの攻撃ならすぐに起き上がる 同等のキャラが恒星やブラックホールに入っても平気 常人には理解できない精神構造を持ち 精神攻撃や精神憑依などは実質無意味 【素早さ】大きさ相応。運動神経は鈍い 【特殊能力】感覚が鋭敏で、見えないものが見える。宇宙生存可能。 メロディマーク:タクトからシールを飛ばす。 発射するまでに3秒間くらいの行動が必要 自動的にターゲットに誘導し、速度は最高で2秒に月まで届く程度 貼られたものはマイメロの下僕となり、意のままに操られる ただし、自意識の無いものに限られる 40cmくらいの時に映画のスクリーンに貼ったのが最大か (このサイズで月にも貼ってるが、その時はパワーアップしてたので) タクトのサイズが大きくなってるのでもっと大きいものにも貼れそう 【長所】大きさ 【短所】運動神経。夜が明けると40cmに戻る 参戦vol.1 vol.1 704 :格無しさん:2007/07/17(火) 23 38 47 太陽の2倍の大きさ相応の反応ってどれくらい? 705 :格無しさん:2007/07/17(火) 23 40 36 人並みだろう 707 :格無しさん:2007/07/17(火) 23 43 55 人じゃないが 708 :格無しさん:2007/07/17(火) 23 49 33 鈍いといっても人間レベルでの鈍さで頼む>運動神経 鈍いときはやたら鈍いが、普通に動き回っているときもあるんで 856 格無しさん sage New! 2007/07/18(水) 15 29 09 マイメロディ 考察 大きさ的にダンクの上は確定 クォヴレーは射程と移動速度とSPの関係上勝てると思う(特に攻撃範囲がわからんぞ) で逢喜は無理 ダーク・シュナイダーは時間切れで勝てる パステルレッド以上は無理 ダーク・シュナイダー=竹柴逢喜with虚神騎士=マイメロディ
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第461話:――そして、魔女達は夜会に集う 作:◆eUaeu3dols ――そこは夕焼けの学校。 「ねえ、キョン」 「なんだよ」 SOS団の部室で、涼宮ハルヒがキョンに唐突な言葉を放つ。 「退屈よ! 最近、何か変な事って無いの?」 「……そんなもん、ほいほい転がってるわけないだろ」 うんざりした様子でキョンが答える。 「みくるちゃんも何も知らないわよね?」 「は、はい。何も知りません」 矛先が向いた事に少しびくつきながら、朝比奈みくるが答える。 「古泉くん、有希。あんた達もなんか見つけてないの?」 「知らないな」 「同じく」 「そう、なら仕方ないわね」 ――『古泉』と『長門』が答え、ハルヒは何事もなく矛先を下ろした。 キョンは何か違和感を感じ、二人を見やった。 「……何か?」 『長門』がキョンを見つめ返し、尋ねる。 「……いや、なんでもない」 何か気に掛かる様子で、しかしキョンも引き下がる。 ――誰も気づかない。そういう風に決められた世界だから。 「はい、お茶をどうぞ」 「みくるちゃん気が利くじゃない。えらいえらい」 「朝比奈さんいつもありがとうございます」 「ああ、ありがたい」 「頂こう」 三者三様の返事が返り、またもキョンと、今度は朝比奈みくるも怪訝な顔をした。 「どうしたのよ?」 「…………何でもない」「……なんでもありません」 「…………?」 問い掛けたハルヒも問い掛けられた二人も首を傾げた。 ――そしてすぐにそれを忘れた。 「あー、それにしても退屈ね。なんでこんなに退屈なのかしら」 涼宮ハルヒがカレンダーを見やる。 ――行事の少ない6月の初めという月日が書かれていた。 期末テストは有っても、わざわざ詰め込む必要がない、あるいはする気が無い者に無関係な時期。 「……やっぱりここは、あたしが直々にイベントを起こすしかないようね!」 ――時計の短針が5時を指す。 「明日にしろ。今日はもう下校時刻だ」 「……それもそーね。プランを考える時間も必要だわ。 それじゃ、明日は召集掛けるからよろしく! 今日は解散!」 SOS団は帰宅を始める。 ――そこに時間の意味は無い。明日も来ない。 「では、また」 帰宅途中の分かれ道で『長門』はSOS団の皆と別れて、自宅へと歩く。 歩き、歩き、自分の住むマンションに辿り着き、エレベーターで階を上がると、 通路を歩き、自分の住む部屋の前に立ち、鍵を開け、扉を開けて―― 「それにしても奇妙な世界だった。興味深い」 舞台裏で、サラ・バーリンは長門有希の配役を脱ぎ捨てた。 サラ・バーリンは闇色の荒野に立っている。 振り返ると、そこには明らかに周囲の光景とは隔絶した、箱庭世界へ繋がる扉が在った。 扉を閉めると扉は消えて、そこに在った世界は見えなくなった。 「しかし、これはどういうわけだろう」 彼女は学校で眠りに就く――というより瞑想に入り、ある物を捜した。 それは死の世界。 彼女が一度生身で見たあの世界は、この世界からも行けるのかどうか。 魂の抜けていた、刻印の実験体にした肉体の本来の持ち主が、ちゃんとどこかに居るのかどうか。 それを知りたくて試してみると、着いた所は奇妙な世界だった。 彼女の見た死の世界とは明らかに違う、見た事も無い世界。 最初は完全に居眠りモードに入ってしまい夢でも見ているのかと思ったが、すぐに思い直した。 そこに居た者達が、放送で名を呼ばれた死人だったからだ。 涼宮ハルヒ。朝比奈みくる。キョン。 どうやらこの三人は間違いなく本人であり、死人であるらしかった。 そして古泉ではない見知らぬ少年が古泉と呼ばれ、サラは長門有希の名で呼ばれた。 長門有希という少女とサラの類似はどうだか知らないが、 城で出会った古泉と『古泉』が似ても似つかない所からして、 どうやら先に配役が有り、そこに通りすがったサラが押し込まれたのだろう。 「あの世が劇団だという話は聞いた事が無いのだが」 首を傾げ、続けて次の疑問を考える。 「……それ以前に、ここは一体全体どこだろう」 そこは闇の荒野。 石にも、金属にも、無意味にも、重要にも。如何様にも見えるモノリスが遠方に乱立していた。 ただ、荒野……荒れ果てた印象だけが強く焼き付く。 空は暗黒の黒一色。 にも関わらず視界が妨げられる事は無く、遥か遠方の無数のモノリスが、地平線が見えていた。 さっきの箱庭の霊界よりも、こちらの方がより、彼女が以前に見た死の世界に近い。 だがここは、同じ負の方向性を持っていても…… 「死の世界ではないな。闇の世界だろうか」 「ご名答。ようこそ、我が“無名の庵”へ」 背後で闇が囁いた。 「…………とんでもない怪物が出てきたものだ」 サラはゆっくりとそちらを振り向いた。 急ぐ必要は無い。 何故なら『彼』を認識した時点で、『彼』が如何なる存在かを理解するには足るのだから。 全ての人間の潜在意識に擦り込まれているかのように、『彼』はその存在を誇示していた。 長い黒髪。白い貌とそこに乗る小さな丸眼鏡。 それらを包む限りなく黒くしかし闇色ではない夜色の外套。 それはあの空目恭一にもどこか似ていた。 その白い貌が歪に捻れた三日月を浮かべて嗤っていなければ。 あまりにも圧倒的でどうしようもない程に濃密な闇と人間の負の方向の極限でさえなければ。 サラは現状の手札で『彼』に勝ちうる札が一つも無い事を正確に認識する。そして―― (まな板の上の鯉というやつか) 腹を括り――というより開き直って言葉を紡ぐ。 「ところでお名前を伺えるだろうか。わたしはサラ・バーリンという名の学究の徒だ」 「丁寧な事だ。『私』は神野陰之。“夜闇の魔王”にして“名付けられし暗黒”」 「そして、このゲームの黒幕か」 「その通り」 『彼』はあっさりと答える。 「あなたは何故、わたしの前に現れた? 正確には後ろだった事には目を瞑ろう」 「それを望まれたからだよ。『私』の友人と、そして君自身がそれを望んだ。 その望みに応え、『私』はこのゲームで初めて参加者と言葉を交わした」 「わたしが?」 「そうだ。気づいていないのかね?」 『彼』がくつくつと押し殺した笑い声をあげる。 その声の響きもどこか歪で、空気さえもがその異質さを証明していた。 「君は自らの失われた欠片を見つけだしたいという望みを持っている。 その為に様々な分野を修め、魔術へも手を伸ばした。 そこに危険が有ることを知りながら、異界に続く物語すらも耳に入れた」 「………………っ」 『当然』、全てを知られている事に僅かに動揺するサラ。 「この点において、君はかの“人界の魔王”と実に近しい者だと言えるだろう」 「人界の魔王?」 「君は知っているだろう? 空目恭一だよ」 「……なるほど、言い得て妙だ」 (そうか、もしかとすると最初に出会った時に感じた同属意識は……) 上っ面の静謐さや、趣味の一致ではなく、最も根底を流れる物が似通う魂の共感だったのかもしれない。 (うむ、運命の赤い糸を感じてしまうな) そう口に出そうとし、言った所で相手が居ない事に気づいてやめた。 「しかし、それだけではないな」 確かにサラにとってその望みは極めて重要な物だ。 だが、ゲームが始まってから『彼』が空目に逢わなかったのは何故か。 そもそもこれは、本当に他の者達が持つより強い望みだろうか。 普通では無い者達が集うこの島の中で、最初に『彼』と出会えるほどに強い望みなのだろうか。 (……否だ) 「他に理由が有るはずだ」 「冷静だね、君は」 笑い声が止まり、しかし歪な笑みは浮かべたまま神野が話す。 「君と空目恭一との最大の違いは……いや、空目恭一と他の者達との最大の違いは、 『僅かなりとも他人に何かを期待するかどうか』という事なのだよ」 空目は人に何かを期待しない。 冷静に人を見据え、どう動くかの予想を立て、それに基づいて動くことは有る。 だが、それは単なる予想だ。期待ではない。 「そして君が最初に『私』に出会ったもう一つの理由は、『私』を求めたからだ」 「そんな覚えは無いが」 「いいや、望んだのだよ。もっとも、正確には『私』という個体ではなく役割を求めたのだがね。 君は失われた欠片を見つけるため、記憶の闇を探る為の案内人を求めた。 この世界に来た事によって繋がりを失った『導霊』を求めたのだ」 「――――!!」 それは彼女の知る魔術において、深層心理での導きを受けるために必要な存在であり、システムだ。 「君は古の資質をその見に受けた魔術師だ。 君がそれを選べば、『私』は君の『導霊』となり、陰惨なる昏い記憶の奥底へ、落とした欠片へ導こうではないか」 「――謹んでお断りする。あなたの力を借りる気は無い」 だが、サラの口からは出たのは拒絶の言葉だ。 「ほう。何故かね?」 興味では無くその言葉を聞くのが目的であるように、愉しげに神野が問い掛ける。 「自らの心の奥底から、迷子になった自分の欠片を見つけだす。 それが君の望みなのだろう?」 「その通りだ。だが」 サラは少し言葉を切って神野を見つめた。 (『刻印』の製作者は、彼だ) 彼から滲み出るものと刻印から感じられるものは同じだ。 その事がサラの答えを決めさせた。 「生憎と、わたしは何れあなたに挑まねばならない。 わたしにも欲望は有る。欲しい物一つでは満足出来ない。 わたしの欠片も、わたしの友人達の無事も、全て手にしてこの世界を打倒しよう。 その為に、あなたに道を定められるわけにはいかない」 神野が笑みを浮かべる。 愉快でたまらない、心の深淵から楽しげな歪んだ笑みを浮かべ、問うた。 「出来るのかね?」 「とうぜんだ」 サラは断言する。 根拠は無い。 それどころか内心では言葉通りの余裕さえ無い。 だが、それでもサラはそのハッタリを張り続ける。 「このゲームの全ての障害を仲間達と共に突破する。ここに誓おうではないか」 最初にハッタリ有りき。言った者勝ちだ。 世界の前に敵を、敵の前に味方を、味方の前に自分を騙す。 そうやって世界を騙し、『彼』の闇に呑まれぬように心を保つ。 虹の谷1を自負するハッタリを武器に、サラは神野に抵抗した。 神野が笑う。 既に笑みを浮かべているのになお笑う。 笑い声を響かせず、口元をより一層歪ませて。 「魔術師の言葉は世界を変容させ、自らをも規定する。 君は実によく魔術を理解しているね」 「そして、あなたほど魔術を知るモノも居ないだろう」 率直な称賛。 だが、互いに交わされるその言葉さえも魔術師の物だ。 「だからあなたの言葉に惑わされはしない。もう一度、問わせてもらう。 『しかし、まだ理由が有るはずだ』」 「何の、かな?」 楽しげな笑みを浮かべたまま神野が聞き返す。 「あなたとわたしが出会った理由だ」 「君が呼んだからという理由は不満かね?」 サラは神野を睨み付ける。 それでは納得できない。 「不満ではないが些か不足だ。 失った導きを必要とする者などわたし以外にも居たはずだ。 たとえば……本当に神と繋がっていた聖職者、なども居たのではないか?」 「君は深層心理の奥底より我が“無名の庵”に入り込んだ。それでも不足かね?」 「ならば何故、『わたしはここに居る?』」 陰が落ちる。 静寂の帳が降りる。 無明無音の世界で、時間の間隔すら狂う場所で間が空き……笑い声が響いた。 くつくつと神野が笑い声を上げていた。 「君は実に言葉を識っている。 だが、待ちたまえ。まだ少し早い。今は役者達の到着を待とうではないか。 それに……そもそも全ては意味の無い“偶然”なのだからね」 不可解な答えと共に神野の存在感が薄まった。 何か言おうとしたサラの言葉は、しかし唐突に響いた声に遮られる。 「ねえ、神野さん」 それは一片の邪気も無い、どこまでも無邪気で、だからこそ異様な声。 「じゃあ、その“偶然”の裏側はどんな物なのかなぁ?」 唐突に響いた“魔女”十叶詠子の言葉が、有り得ざる出会いを証明した。 「ふふ、はじめまして『ジグソーパズル』さん。それに……」 時刻は、午後4時丁度。 この時刻に何が起きたか、何故出会ったのか。 何故、出会うのか。 彼女達はまだ知らない。 知らぬままに、“集い続ける”。 * * * ダナティアは目の前に現れた紅い道を歩いていた。 それは文字通りの紅い道だ。 何も無い無明の闇の中に突如散った紅い火の粉が、闇の奥へと続く道を作り上げていた。 ダナティアはその道を歩き続け、闇の底へと踏み入った。 そして自他の境界すら曖昧になる場所――テッサに言わせればオムニ・スフィアで、問い掛けた。 「これはどういう事なのかしら? “天壌の劫火”アラストール」 「伝えねばならぬ事と、話す機会が生まれた」 劫火が吹き上がり、暗天を衝き巨大な魔神が姿を顕わす。 だが、その声はどこか覇気が無く、代わりに別の感情が満たされていた。 「……機会、というのはどういう事かしら?」 「我が意志を顕現させる神器コキュートスは汝の肉体の側に有る」 「なんですって」 「文字通り、我が手の届く程度の距離だ。故に我が言葉が汝に届いた」 アラストールのその身は百数十m程だろう。 手を伸ばしてせいぜい二百。三百には届くまい。 「参加者達に与えられた地図のエリアで一つ隣、その程度の距離だ」 だが、そんな事はどうでも良い。 そう前置いて、アラストールは語った。 「皇女が離れてから合流を果たす前。契約者はその油断から傷を受けた」 「――っ!?」 (あたくしが離れた間に、シャナが……) その幾らかを自らの責としても背負い……何も言わず先を促した。 「傷は些細な物だ。だが、傷と共に刻みこまれた呪いが身と心を蝕んでいる」 「呪い?」 「その身を心と魂すらも歪め、『吸血鬼』なる魔性へと作り替える呪いだ」 「……残された刻限は?」 会話が止まる。 ……しばらくしてから、裏側に苦渋を隠した言葉が返ってきた。 「――保って、半日」 「……」 「皇女よ、もしもあの子が。炎髪灼眼の討ち手が冥府魔道に堕ちる事があれば……」 ダナティアはその続きを言わせなかった。 「救ってみせるわ」 決意を篭めた誓言でアラストールの言葉を叩き切った。 「でも訊いておくわ、アラストール。あなたはまず何を守りたい?」 「何……?」 戸惑いが波となって広がる。 「他を傷つける事も無い幸福な生か、それとも誇り有る死かよ」 「それは当然――」 ――フレイムヘイズとしての誇り。 そう答えようとして言葉に詰まる。 それは彼と少女の双方が望む、満足のゆく結末の筈だ。 だが……少女に生きていて欲しいというその想いも、決して嘘では無かった。 なにより天秤の逆側に掛けられた物があまりにも大きすぎた。 だから、当然のはずの答えを紡ぐのに迷いが生まれる。 その様子を見て、ダナティアは微かに口元を綻ばせた。 「あなたは本当にあの子の事を大切に思っているのね」 「……選択肢が恣意的に過ぎる。それに皇女よ、汝はどうするつもりだ」 複雑な想いを内に、アラストールが問い返す。 「あたくしはあたくしのやり方でやらせてもらうわ。 誇りを背負って死ぬなんてバカげてるけど、あたくしに止める権利は無いわね。 でも、誇りが重荷になっていて手を出さない理由も無くってよ」 「誇りは、愚かか?」 「誇りが無い馬鹿は嫌いよ。でも、誇りの為に死ぬ莫迦はもっと嫌い」 その言葉でアラストールも彼女の意志を理解した。 ダナティアはその全力をもって『生かす道』を捜すだろう。 「お話はここまでかしら?」 「そうだ。皇女よ……」 ……あの子を頼む。そう言い残し、魔神は去った。 ダナティアもまた、彼に呼ばれて赴いた深層意識の深い底から帰ろうとし……足を止める。 「ふふ、はじめまして『ジグソーパズル』さん。それに……『優しい女帝』さん」 唐突に響いた“魔女”十叶詠子の言葉が、有り得ざる出会いを証明した。 * * * “灰色の魔女”カーラは記憶の海を漂っていた。 そこは深層意識の底。福沢祐巳の奥の奥。 福沢祐巳と、それ以外の人間との境目があやふやな場所。 「ここまで潜る必要も無かったのだけれど」 カーラの知る世界において言えば、ここは夢幻界に近い。 世界は混沌から切り取られた小さな秩序に過ぎない。 その外の混沌に確固とした法則は存在せず、物質という概念すらない。 精神のみで辿り着ける世界。夢幻の世界。 その世界は夢の底、深層心理の奥底から繋がっていた。 (情報が足りないとはいえ、少し焦ったのかしらね) ここに来る過程でカーラが得られた情報は十分とは言えない。 もっとも何も判らなかったわけではない。 まず、この肉体の本来の主である福沢祐巳は紛うこと無き一般人だった。 彼女の友人達も皆、何一つ特異な能力を持たない普通の人間だった。 魔法は存在せず、機械仕掛けのからくりだけで発展し、 その中でも平穏な時代の豊かで平和な国。暦からして『平成』という理想郷。 武術は有ったが、武道と名を変え、スポーツと精神修養の為に存在していた。 そんな国の中でも上品に育つお嬢様学校から来た者達。 この世界に連れて来られた者達の中では極めて珍しいと言えるのだろう。 だが其れは、『この世界に来るまで』という過去形で語られる事だった。 (ゲーム開始後、約一時間半……) わずかそれだけの後に再会した彼女の頼れる先輩である友は、吸血鬼と化していた。 どうやらカーラの世界における吸血鬼とは違い、 感染者でも知能や自我自体は残っており、生命活動も終了してはいないようだ。 だが、だからといってそんな事は何の慰めにもなりはしない。 (そして、6時の放送で別の1人が名を呼ばれた) 助けられ生き残った彼女が幸運だったのだろう。 それでも彼女はそれを幸せと思える人間ではなかった。 別に恐怖を感じないで居られるほどに強かったわけではない。 彼女は平和な世界の平和な時代の平和な国の平和な学校から来たあまりにも普通の少女なのだから。 ただ、彼女はその中でも特に感情が豊かで、他人の事にも感動したり泣いたり出来る人間だった。 だから怯えるより早く、その状況を悲しみ、悔やみ、嘆いた。 どうして自分は何も出来なかったのだろう。 どうして自分に、自分を助けてくれた人達のような強さが無いのだろう。 その想いをぶちまけた。 (それを聞きつけ、奇妙な存在が姿を見せた) 500年以上前に滅びた古代王国より連綿と在り続けるカーラから見ても尚、それは奇妙だった。 その『動く血の塊』は参加者の一人である子爵だと名乗り、 彼女と彼女の仲間に瀕死の少女を預けると、少女に力を得る術を教えた。 (食鬼人(イーター)化……) 吸血鬼の血を啜る事によりその力を得る術なのだという。 カーラの世界には無いその術は確かに何か効果が有ったらしく、 少女はその途中の症状と思われる熱と頭痛に苦しんでいた。 だが、カーラと遭遇した時の奇妙な暴走やその後の不安定さは無かった。 それは更に先の、別のお人好し(変人?)達と出会った後の事だ。 熱のため寝かされていた祐巳の記憶には、その時に何が起きたかは殆ど記録されていない。 ただ、唸り声とどたばたとした足音、ガラスが割れる音がして、 祐巳の口に独特の匂いを持つどろりとした液体、すなわち血が流れ込んだ事だけだ。 その後の事は祐巳自身の表層記憶には残っておらず、深層にまで潜る必要があった。 暴走状態で同じく暴走状態にあった竜堂終と激突した事をその双方が覚えていなかったのだ。 ――カーラが竜堂終の肉体で福沢祐巳と戦ったのは第二戦だった事になる。 「“偶然”……奇遇にも程が有るでしょうに」 そう呟いた瞬間。 「じゃあ、その“偶然”の裏側はどんな物なのかなぁ?」 唐突に響いた“魔女”十叶詠子の言葉が、有り得ざる出会いを証明した。 「ふふ、はじめまして『ジグソーパズル』さん。それに……『優しい女帝』さんに『悪神祭祀』さん!」 ――かくして、魔女達は夜会に集った。 【場所:X-?/無名の庵/1日目 16 00】 【十叶詠子】 [状態]:睡眠中(夢を見ている)/体温の低下、体調不良、感染症の疑いあり [装備]:『物語』を記した幾枚かの紙片 (びしょぬれ) [道具]:デイパック(泥と汚水にまみれた支給品一式、食料は飲食不能、魔女の短剣(アセイミ)、白い髪一房) [思考]:???? [備考]:ティファナの白い髪は、基本的にロワ内で特殊な効果を発揮する事は有りません。 【ダナティア・アリール・アンクルージュ】 [状態]:睡眠中(夢を見ている)/疲れ有り [装備]:なし [道具]:支給品一式(水一本消費)/半ペットボトルのシャベル [思考]:救いが必要な者達を救い出す/群を作りそれを護る [備考]:下着姿 【福沢祐巳(カーラ)】 [状態]:食鬼人化/睡眠中(夢を見ている)/精神、体力共にやや消耗。睡眠にて回復中。 [装備]:サークレット 貫頭衣姿 [道具]:ロザリオ、デイパック(支給品入り/食料減) [思考]:起床後はフォーセリアに影響を及ぼしそうな参加者に攻撃 (現在の目標:坂井悠二、火乃香) 【サラ・バーリン】 [状態]:睡眠中(夢を見ている)/健康/感染。 [装備]:理科室製の爆弾と煙幕、メス、鉗子、魔杖剣 断罪者ヨルガ (簡易修復済み) [道具]:支給品二式(地下ルートが書かれた地図)、高位咒式弾×2 『AM3 00にG-8』と書かれた紙と鍵、危険人物がメモされた紙。刻印に関する実験結果のメモ [思考]:刻印の解除方法を捜す。まとまった勢力をつくり、ダナティアと合流したい [備考]:刻印の盗聴その他の機能に気づいている。クエロを警戒。 クエロがどの程度まで、疑われている事に気づいているかは判らない。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第460話 第461話 第462話 第443話 時系列順 第465話 第442話 十叶詠子 第462話 第443話 福沢祐巳 第462話 第443話 ダナティア 第462話 第430話 サラ 第462話 第443話 カーラ 第462話 第413話 アラストール 第451話 - 神野陰之 第462話
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「悩み事ならこの蒲郡謙也が全部まとめて聞いてやっからよ!」 名前:蒲郡謙也(がまごおり けんや) 能力:なし 年齢:17歳 性別:男 種族:人間 趣味:スポーツ観戦 嫌いなもの:人を踏みにじる奴 二つ名:良き友人 解説↓ 扶桑小泉の無二の友人。 人当たりが良く気さくな性格。常に誰かに頼られ、またその期待を裏切らない。 その性格の為に学校では人気者。更に運動神経抜群で、常人には出来ないようなアクロバットな動きもこなす。 高校一年の学園祭では持ち前の運動神経を活かしたブレイクダンスを披露し、学園中の視線を集めた。 はじめは小泉の事を何とも思っていなかったが、小泉がクラス一の成績を取った事を知ると、勉強を教えてもらおうと近付く。 当時の小泉は無口極まりなく、殆ど言葉を発さない上に無表情だった為、クラスメイトに距離を置かれる存在だった。 故に、小泉にとって初めての友人が謙也であり、以後も無二の友人として接している。 しかし、ある日突然の失踪を遂げてしまう。彼の真意は如何に。
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145 :名無しさん@HOME:2011/02/28(月) 01 44 34.35 0 プチ返しだけど 初孫フィーバーでおかしくなったトメ 「○ちゃん(私の娘)はスタイル良くて可愛いね!パパ(私の旦那)そっくりで良かった!」 「○ちゃんはお利口ね!パパそっくりで良かった!」 「○ちゃんは運動神経いいわね!パパそっくりで(ry」 初孫にデレデレでベタ褒めなのはともかく、後半部分がイライラして仕方なかったので 「スタイル良くて可愛くてお利口で運動神経のいい娘を生んだの私 スタイル良くて(ryな娘を十月十日お腹の中で大事に育てたの私 スタイル良くて(ryな娘におっぱいあげて大きくしたの私 ホント私の娘可愛いでしょ、私が産んだ娘可愛いでしょー!」とニヤニヤしながら言ったら トメキョドって、最近言わなくなった 146 :名無しさん@HOME:2011/02/28(月) 02 25 19.71 0 全然DQNじゃないよ でもGJ! 次のお話→152